徹底ハイクオリティ教育 宝塚市と西宮市の個別指導塾STORY

集団塾と個別塾の使い方。

STORY講師の、石田みのりと申します。

今回は、私が現在担当しているNくんに対する取り組みについて紹介させていただきます。Nくんは、高校受験期の真っ只中である12月にSTORYへ入塾しました。以前から通っていた他塾と掛け持ちしながら、この春、第一志望の高校に見事入学できた生徒です。

現在、どこかの塾に通っているお子様、今の塾だけでは不安に感じていらっしゃる保護者様、たくさんおられると思います。ご参考にしていただけることがあるかと思いますので、どうぞご覧ください。

入塾時の状況

初めてSTORYに来塾したのは、Nくんが中学三年生の12月でした。彼の悩みは、英語の成績がなかなか伸びないこと。体験授業時、本人と保護者様から「他の教科と同じように勉強していても、英語だけなぜか点数が伸びない」「どこができていて、どこができていないのか分からない。自分ではどうすればいいのか分からない」という発言がたくさん見られました。既に他塾に通っているにも関わらず、かなり英語に悩まされているようでした。

課題発見

STORYに入塾した後、英語が伸びない要因を見つけ出すため、実力チェックテストを行いました。テストの結果から、本人の正解と間違いの傾向を徹底的に分析。すると、記号問題や選択問題などの「なんとなく選べる問題」は合っていたものの、並び替え問題や英作問題などの「自分で考え、英語を書く問題」に多くの間違いが見られました。

また、単元ごとに「できる」「できない」があるというよりも、すべての単元においてまんべんなく間違いが見られました。

  • 中学1〜3年の学習内容が定着不足
  • 問題を「なんとなく」解いてしまう習慣がついてしまっている

という、ふたつの課題がみてとれます。

既習範囲の中で定着していない内容すべてをきちんとフォローしなければ、入試本番での点数アップは不可能。すべての学習内容を復習する必要があると判断しました。またそれに伴い、学習内容をきちんと定着させる習慣をつけてもらおうと考えました。

課題の考察

課題の背景として考えられるのは、集団塾での学習環境です。

集団塾の授業は、得意教科、好きな教科を伸ばしていくのに適しています。問題なく授業を理解してついていけるという前提であれば、大きな効果を生むでしょう。

反面、苦手な教科や嫌いな教科を伸ばすにはあまり適していません。苦手な教科に対して必要なのは、「どこでつまづいてしまったのか」という過去にまで遡った個別フォローです。しかし、全体向けのカリキュラムに沿って進む集団塾では、遅れた分を取り戻すのは基本的に生徒個人の責任になってしまうからです。

Nくんの場合は、中学1年2年3年の学習内容においてたくさんの取りこぼしが起きていたため、いわばドミノ倒しのような状態なので、倒れたところまで戻ってひとつひとつ修正していかねばなりません。なのに塾の授業はどんどん前に進む。その積み重ねで、「定着させるよりもとりあえず前に進む」習慣が形成されたのではないかと思います。

打ち手

「感覚で解く」をやめる

一番の課題は、過去の学習内容の定着不足。まずはすべての単元を総復習し、繰り返し繰り返し同じ問題を演習することで、学習内容の定着を図りました。その際、記号問題や選択問題を一切廃止し、並び替え問題や空欄補充問題、英作問題の形式で行うことにしました。

これは、問題を「なんとなく」解くのではなく、「明確な根拠と知識を以て」解く習慣をつけることを狙ったものです。具体的には、同じテキストを何度も何度も解き直すことに加え、「なぜそうなるのか」を自ら説明してもらうことを徹底的に行いました。アウトプットの質を高めることにより、知識や解答の根拠を確実に自分のものにしてもらう試みです。

目的を明確にした追い込み

入試直前期、Nくんは集団塾の大量の課題をこなすことに精一杯で、「今、一番やらなければならないことは何か」を整理して考える余裕を失っていました。そこで、受験日から逆算して、「Nくんが今やらなければならないこと」を明確に整理することにしました。

直前の追い込みで伸ばせる余地がいちばんあったのは、本人の一番の弱点である英語。他教科への時間の割り振りも考えながら、「英語はここまで絶対にここまでやろう」という計画を一緒につくりました。

また、入試過去問題と本人の苦手部分を分析し、双方を掛け合わせてオリジナルの入試対策プリントを作成し、対策しました(幸運な部分もありますが、結果的に入試本番ではそのプリントから10点分ほどが出題され、得点に貢献できました)。

結果

結果として、英語の点数は、入塾初期の実力テストで40点だったのが入試本番では70点と、30点ほどアップし、Nくんは見事第一志望校に合格してくれました。本人の弱点に寄り添った教務指導と、学習姿勢や生活習慣に至るまで幅広くアドバイスをしてきましたが、それを素直に取り入れてくれるNくんの向上心あればこその結果だと思っています。

まとめ

集団塾と個別塾には、それぞれメリット、デメリットがあります。ただ、

  • 自分の苦手なところを補強する
  • 目標に対して自分の現在地を自覚する
  • 自分の目標に向かって自分で考え行動する

といった生徒1人1人に合った価値を生み出せるのは、個別塾ならではのことだと思います。今後、Nくんが自分自身で課題を発見し修正できるようになり、自らの道を切り開いていってくれるよう、指導を続けてまいります。

The following two tabs change content below.

石田みのり

目の前の生徒の理想像を一緒に実現できるように、そして、教育を通してたくさんの子供達がそうなるように、生徒との接点を増やし本気で向き合って指導を行っています。
この記事にいいね!する

シェアする

STORY(ストーリー)

宝塚市の雲雀丘花屋敷駅前すぐの個別指導塾。
生徒様1人1人に徹底的に向き合う、指導のプロフェッショナル集団。

ご意見・ご相談お待ちしております。

教室長がお返事いたします。

お問い合わせ